橋本研究室ゼミの紹介

 橋本先生のご指導はとてもきめ細かいです。橋本先生のご指導は時に厳しいですが、ゼミ内の雰囲気は明るく、和気あいあいとしています。また、橋本先生は、様々な内容(文法習得、学習者の情意面、オノマトペ、外国児童生徒、中間言語プロセス、ことばの変遷、多義語構造、談話分析、語用論、など)の研究指導をしてくださるので、橋本ゼミには、「自分の興味のある分野を徹底的に研究できる環境」があります(修了後 大学教員)。

学部、大学院生へのインタビュー記事は、下記よりみられ、研究室の様子がわかります。(リンク先PDF) 

(下記の中の2-8.pdfをクリックしてください)

 

                          【2023年度 現在の研究室】 

★現在のゼミ生 院生  名  学部生  名 計  名

                研究のキーワード 

博士後期3年

今村 桜子     外国人児童の保護者支援 依頼表現

大政美南      語用論 非プロトタイプ場面 「たい」「ほしい」疑問文

中村志乃      初期支援構造

修士2年

重山 陽子         社会 外国人生徒 高校

宮澤 千澄         外国人児童 読み聞かせ

山近 佐知子      外国人児童  オノマトペ

石垣 尚子    外国につながる幼児

下城 瑠依    「てくる」

竹村 美緒    年少者日本語教育

馮 頴       日本語学習者 褒めの表現

アナ フェルナンデス バラカ 認知言語学 構文 教育

朱 姝         取り立て助詞「は」

周 衡       中国人日本語学習者 「てくれる」

修士1年

大塚 隆

奥村 絵衣子

王 子龍

桂 宗平

姚 傑

劉 浩緯

学部4年

小松原 彩月

田中 歩花

八渡 葵衣

   

【卒業、修了生の修論卒論題目一欄】

(横浜国立大学2013~2020年)

***************************************

                            2022年度

修了生(博士後期)博士号取得

佐々木 藍子   文法習得  コーパス 「から」の習得プロセス

修了生

中村 志乃         初期支援 外国人児童 小学校

陳 詩宇            プロトタイプ 教授法(教室学習)

(梶谷久恵)

 

 

卒業生

大家 衣織

榊原 朱梨

樋口 歩香

深田 瑞希   複合動詞

森田 麻友香

 

                            2021年度

修了生

鈴木 麻由    接触場面における共話的な談話構築に関する一考察 ―談話構築のバリエーションに着目して―

 

梁 梨花      多様性の中で生きる創造力と表現力を育む授業実践の研究(アクションリサーチ)         

        ―「国語教育」と「日本語教育」の境界を越えて―

吉田 晃代      日本語を第二言語とする児童の生活言語能力の発達を妨げる要因                

        ―「異文化適応構造モデル」の枠組みを用いて―

彭 璽閣          中国人学習者の日本語アスペクトに関する習得プロセスと要因への一考察                                        

                          ―「結果の存続」を表す「テイル」「テアル」を中心に― 

卒業生

伊藤 ゆり           日本語学習者による「とんでもない」の多義性の習得-認知言語学的観点からの意味構造の比較-

 

                            2020年度

修了生(博士後期) 博士号取得

窪津 宏美 多文化背景の子どもへの支援に求められる循環型エンパワーメント構造―家庭・公立学校・支援機関の関係性を探究してー  

修了生

合田 顕子  日系ブラジル人児童生徒の帰国後の進路選択過程―複線径路・等至性アプローチによる分析―  

根本 恵子  外国にルーツを持つ子どもの支援に関わる外国語補助員の役割―横浜市の事例から―  

谷津 裕子  初級教科書の「けど」「けれども」「が」の指導法再考―学習者の発話分析を通して―

   上元  中国人日本語学習者の名詞修飾節構造の読解アプローチ―アイトラッキングを用いた解析―    

     琪  「~てもらってもいいですか」表現の機能に関する一考察

             ―中国語母語話者と日本語母語話者の捉え方の比較を通して―              

     婕   外国につながる子どもの算数文章題の解決支援―割合を示す関係図による指導― 

 卒業生

飯盛みなみ 接続詞「ちなみに」の意味・用法 ―語用論の観点から―

遠藤  太郎 内言機能の意識的強化における読解力の向上―段階的シャドウリーディングの実践  

中村  悠帆 多義語「かける」と「hang」の意味拡張の違い―認知言語学的一考察―               

西    明音 ダブルリミテッドにあるJSL児童における両言語リライト教材による支援効果         

 

                            2019年度

修了生

朝倉 郁子 読解速度における日本語多読の影響 ―読解ソフトミュームを用いたアセスメントからの検証―

岡田 千帆 知識構成型ジグソー法を用いた日本語学習者の議論深化の探究

      ―Big Fiveによる学習者の個別性に注目して―                 

本間 愛州佳 外国につながる児童の行動面での適応における困難と対処の可能性

      ―背景となる要因の探究と対応の在り方―                

アリモヴァ ディルショダ 階層的概念地図による作文指導の効果―ウズベク人日本語学習者を対象に―  

代 弟   モンゴル語と中国語を母語とする日本語学習者の語り文における習得階層

      ―日本語母語話者の構造と表現形式との比較を通して―    

叶 国青   依頼メールにおける中国人日本語学習者と日本人評価者の重点差異に関する研究

      ―印象度の順位付けとPAC分析の手法を通して―  

卒業生

中野       思考のプロセスに沿った段階的記述解答支援の効果JSL児童の国語能力向上を目指して―  

大草 高歩  成人日本語学習者における多義動詞「さす」のプロトタイプに関する考察                                ―中国人日本語学習者を対象に―  

古田 原徹   最適な断り表現を構成する要因分析

渡邊       触覚体験を取り入れたオノマトペの学習効果

 

                           2018年度                     

修了生

安藤 良子   第二言語作文の推敲における音読支援の有用性を探る―JSL中学生の作文の質の向上を目指して―

今村 桜子   学校お便り文書のコーパス構築と依頼文の分析―動詞構文と共起語に焦点を当てて―

宋 欣玥     日本語学習者によるムードの「タ」の習得について―事態把握の視点からの考察―

卒業生

梶谷 久恵    日本語フィラーの後続内容示唆機能について ―応答時に発せられるフィラーに着目して―

クムウォン 理沙 ワールドカフェを用いた言語活動のもたらす効果 ~「子ども向けワールドカフェ」の提案~

下村 真由    映画翻訳における客観的事態把握の言語と主観的事態把握の言語間の表現差異

陳 上元     中国語を母語とする中上級日本語学習者の長文読解プロセスの解明

 

                           2017年度

修了生

會田 篤敬  「日本語教室内不安」の対処法の考察 ―日本語教師が抱くビリーフに着目して― 

飯泉 李子  日本語オノマトペの音象徴性を利用した指導法の提案 ―感情を表すオノマトペを中心に―

大政 美南  語用論的観点から見た「~たい」「~ほしい」疑問文の使用実態 

           ―母語話者と学習者の使用実態から―                                   

安田 佳実  バイリンガルの日英混交発話の分析と考察 ―統語・機能双方の視点から― 

卒業生

岩下 光   日本語に複数存在する謝罪言葉の使い分けと考察

杉本 なつき マインドマップを用いた学習支援の効果 ―外国につながる子どもに対する作文支援の実践―  

野口 拓海  日本語学習者から見た「大丈夫」 ~認知言語学から考える多義の理解~

廣瀬 航太  外国人児童の学校への適応過程について  

辛 花実      在日朝鮮族児童の継承語教育がアイデンティティにもたらす影響

 

                                                   2016年度

修了生

朱 瀟君  言語少数派児童に関わる外国人母語支援者の役割

              ―担任教師、日本人支援者、中国人支援者の三者の視点から― 

楊 茹瑩  中国語母語話者の外来語習得の中間言語  ―特殊拍の分析から― 

卒業生

藤城 祈     ライティングがスピーキング能力に与える影響の実証研究

青木 江梨子  ジェスチャーから探る異文化教育

寺田 哲久    外国につながる児童の多義オノマトペに関する考察

行安 由真       別れのあいさつ「さようなら」の使用実態に関する考察

姚 黄莎       日本語と中国語における「手」を含んだ表現の比喩的意味拡張の対比研究

 

                            2015年度

修了生

國井 郁  外国につながる児童への教科学習指導についての一考察 

       ―在籍学級と取り出し授業における児童の学習実態から― 

井上 寛菜   児童期における共感覚比喩の発達 -母語話者と非母語話者の比較から- 

大竹 文美  算数的思考と創造力の伸長を図った指導における日本語能力の発達

  ―パターンブロックを利用した年少者への実践研究― 

奥薗 克彦  移民2世の社会的統合におけるフリースクールの意義について ―卒業生のインタビューから― 

卒業生

関川 南海     多言語的背景を持つこどもたちの協働の読むによる学びの違い

       ―生活言語生態系基盤学習をもとに―

松溪 志保     小学校外国語活動における学級担任の役割行動   ―教室談話とインタビューの分析から―

 

                            2014年度

修了生

市川 章子    在日中国人ニューカマー二世の文化統合過程

成田 悠莉野  帰国生の語りに見るアイデンティティ形成

卒業生

吉田 ゆき    談話標識「てか」からみた新たな機能と用法

 

                            2013年度

修了生

井本 宏美   多文化背景の子どもと家庭への就学初期における支援 ―学校と地域の協働の現場から―   

本多 宏美   JSL児童はオノマトペの何に困難を感じるのか? ―国語科教科書のオノマトペを中心に―  

 

 

*本頁の情報は、学生の許可を得て掲載しています。